【Q】家さがしが苦しくなってきました。どうしたらいいですか?

A:恋愛と同じく、不動産も縁。前向きな気持ちで巡り合わせを待ちましょう。

 

「家を買う=一生で一番高い買い物=失敗できない」という心理状況から、家探しがただただ苦しいだけの作業になってしまうこともあります。
もちろん、ひとつひとつ自分たちの希望条件を整理していって、真剣に家探しと向き合っていれば、ものすごいエネルギーを消費します。
それでもなかなか理想の家に巡り会えなくて、思い悩み、ストレスが貯まってしまうのです。
しかし、そこで「あー、もうつかれたし、やーめた」と家探しをあきらめてしまうのは、あまりにももったいないと思います。それを乗り越えた先には、楽しくてワクワクするような新しい暮らしが待っているのですから。

 

本来、家を買うことはステキなことです。ライフスタイルが充実し、生活が快適になることで、自己実現や家族の結束にもつながるかもしれません。そんな風に家を通して、人生がハッピーになること。それこそが、高いお金を払って家を買う、本当の価値なのだと思います。

 

だからこそ、家を探す過程も楽しんでいただきたいのです。決して楽ではありません。でも、きっと楽しめるものなのです。

 

「家探しは恋愛に似ている」と、不動産業界では、よく言われます。10 人目で結婚する人もいれば、最初に運命の出会いがあるかもしれません。10 人出会って、やっぱり最初の人と思ったけど、すでに相手が決まっていた、ということもあるかもしれません。それも巡り合わせです。不動産は量産品ではないのですから。この世に一つしかないものを選ぶわけです。
そんなふうに恋愛と同じようなものと考えれば、やっぱりその過程は素敵な時間だと思うのです。家を買うということと同じくらい、家を探すことを楽しんでほしいと思います。

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